TAMIYA CR-01 について
TAMIYAのロッククローラーラジコンと言えばCC-01、CC-02、CR-01ですが、
その中でも箱出し組立状態でクローリング性能が最も良いのはCR-01だと私は思います。
スケール感は別として、、、私がいつかのホビーショーでTAMITAブースでCR-01をデモ走行させている
動画を見て、ロッククローラーというジャンルがあり、CR-01を初めて知りました。

下記はTAMIYA公式HPから抜粋
CR-01のシャーシはロッククローリング用に開発された専用シャーシです。
アルミ製サイドメンバーと樹脂製クロスメンバーで構成された高剛性なラダーフレームを採用。
サスペンションはオイルダンパー付きのアルミロッド製4リンクサスペンションを装備。
また、モーターをほぼ車体中央に搭載し、プラネタリーギヤで減速したシャフトドライブ4WDは
前後ともデフロック仕様が基本。タイヤをがっちり挟み込むビードロックホイールには、
岩場でのグリップ力に優れたトレッドパターンを持つクリフクローラータイヤを装着。
驚異的なサスペンション・ストロークを生かして、ボディをゆらしながら、
見上げるような岩場の斜面を這うように登っていく、
実車のロッククローリングと同様のスリリングな走りが楽しめます。
CR-01は全部で5種類のボディーがあります。
人気なのがやはりウニモグとランクルですね。





今はどのモデルも生産終了しておりますが、店頭のラジコンショップにはまだ在庫があります。
そして組立キットですので自分で1から組立、ボディーもクリアボディーで、
受信機、アンプ、プロポ、バッテリー、充電器も別に購入して揃える必要があります。
改めて考えると、初心者からすると結構ハードル高いかもしれません。
取説を事前に確認したい方は下記からダウンロード可能です。
CR-01の特徴
・4リンクリジッドアクスルサスペンション
CR-01は、リジッドアクスル(固定軸)サスペンションを採用しています。
これにより、サスストロークが大きく岩場や障害物を乗り越える際のトラクションが向上し、
車体全体が安定して走行できます。


・ラダーフレームシャーシ
アルミ製サイドメンバーやアルミロッド製4リンクサスペンションなど、
各部に金属パーツを多用した高剛性なシャーシ。

・ビードロックホイールとスーパーソフトタイヤ
ビードロックホイールは、タイヤとホイールをネジで固定する方式で、
これにより低い空気圧での走行が可能となり、グリップ力が増します。
タイヤはスーパーソフトで、滑りやすい岩場でもしっかりとトラクションを確保します。
ホイールサイズは2.2インチです。

・ギアダウンされたトランスミッション
CR-01のトランスミッションは、低速でのトルクを重視した設計になっており、
ギア比を下げることで細かいコントロールが可能です。

・フロントとリアに装備されたデファレンシャルロック
前後のアクスルハウジングに3ベベルタイプのデフを内蔵。
ケースを分解することなく、六角レンチでデフのロック、アンロックが可能。


・4WSに対応可
ノーマルはフロントステアリングのみだが、サーボを追加して4チャンネルプロポと
受信機を用意すると4WSへ交換が可能。取説に変更方法が記載されています。
CR-01を一度は操作したことがある方は分かると思いますがホイールベースが288mmと長く
ステアリング切角も浅いので小回りが効かないんです、、、
なので後輪もステアリングが切れる4WS仕様に変更をしました。
4WSにするには4WSミキシングが出来る送受信機が必要になります。
KS HOBBYのデモ車は送信機はFUTABA T3PV、受信機はFUTABA R314SB-Eを使用しています。
4WS化はまた次回にしっかりご紹介したいと思います。
基本スペック
●全長435mm ●全幅265mm ●全高274mm ●車体重量2330g ●ホイールベース=288mm
●トレッド=前後とも208mm ●タイヤ幅/径=前後とも57/125mm
●フレーム=アルミ製サイドメンバーに樹脂製クロスメンバーを組み合わせた高剛性ラダーフレーム
●駆動方式=縦置きモーター・シャフトドライブ4WD
●デフギヤ方式=前後:3ベベル(基本セッティングはデフロック)
●トランスファー=プラネタリータイプ
●サスペンション=前後とも4リンクリジッド
●ダンパー=前後ともCVAオイルダンパー
●ギヤ比=1:40.5
初めてCR01を購入される方へ
実は私が初めてホビーラジコンを始めたのがこのCR01でした。
中古で購入したのですが本体以外に何が必要なのか良く分かっていなく買ってから色々苦労しました。
CR01のキットを例にするとTAMITAのHP詳細には下記のように記載がありますが
初心者の私は??って感じでした。

新品で購入する場合には本体キット以外に必要なものは
必要な物リスト
・送信機(プロポ)
・受信機
・ESC(アンプともいう)
・充電器、バッテリー
本体以外にも結構色々いるんですよね。
送信機と受信機は同じメーカーの物を揃える必要があります。
操作性と価格がリーズナブルな所だと送信機と受信機がセットになった
これがお勧めです。
フタバ プロポ 3PV T/RセットR314SB-E付(アンテナ内蔵レシーバー) カー用3+1 00008687-3 双葉電子工業 FUTABA
そして悩むのがESCですがクローラー用の坂道で自動でブレーキがかかる
ドラッグブレーキ機能があり、信頼性があるのはHOBBYWING QuicRUN-WP-1080です。
HOBBYWING QuicRUN-WP-1080-G2-Brushed【1/10用】【ホビーウィング日本総代理店】
充電器は色々ありますが、PERFECT NEO V3を使っています。
設定が日本語で比較的簡単に操作出来ます。
PERFECT NEO V3(AC/DC充・放電器) [P-NEOV3](JAN:4547566007051)
そしてバッテリーは初心者の場合は扱いやすいニッケル水素バッテリーが良いと思います。
安心の日本のメーカーだとG-FORCEが有名です。
CR01に使うなら下記のサイズで大丈夫です。
SMASH EVO NiMH 7.2V 3800mAh [GE025](JAN:4580416510257)
バッテリーに関しては下記の記事で詳しく解説していますので是非参考にしてください。
純正オプションパーツ
TAMITAから純正のオプションパーツも販売されていますが、現在は製造停止で
大半は売り切れとなっていますが一部紹介します。


純正のサスはプラスチックのサスですのでやはりアルミダンパーはカッコイイですね。
またカーボンメカデッキも渋いですね、まだ販売していれば手に入れたい所です。
ロアアームも人気のカスタムアイテムです。
こちらはタミヤから再販されてAmazonでも購入出来るようになっています。
プロペラシャフトは95mmと85mmの2種類で設定されております。
一番負荷がかかる所ですのでここは一番初めに強化したい所ですね。
タイヤは3種類設定されているので色々試せます。
うちのデモ車も足回りを強化して行くとデフギア(ベベルギア)は破損してしまいましたので
ベベルギアセットがまだ販売されていたのは非常に助かりました。
これは予備に購入しておいて損はないと思います。
モーターは純正オプション以外にもかなり色々種類はありますので参考にどうぞ。


一番良く当店にも在庫有無の問い合わせが来るのがスプリングセットですが、
最近はどこにも売っていないですね。これはタミヤから再販して欲しいですね。
未塗装のクリアボディーセットはCC-01と共通で設定はありますがネットではなかなか
入手出来なく実店舗の方が在庫があるかも知れません。
KS HOBBYのデモ車カスタムのまとめは下記の記事です。
純正オプション以外のアルミパーツに交換したい方は是非参考にして見てください。
所感
クローラーラジコンを始めたくお手頃と思いヤフオクで送信機、受信機、アンプ付きで
当時2万円で発見して飛びついて購入したのがこのCR-01です。

タイヤも大きいので良く登り走りましたが、
ある意味、初めて購入したのがCR01で良かったかもしれません。
毎回どこか壊れて直していくうちに自分でパーツを個人輸入するようになり、
結果パーツ代だけでTRX4を余裕で超える金額になりましたが
しっかり勉強させて頂きました。
スケールクローラーをしたいならCC02ですが、クローラーの入門機として触ってみたい方は
CR-01は良いと思います。
ではまた〜
KS HOBBY公式LINEにてお気軽にお問い合わせお待ちしております。


















