バッテリーが弱ってきて新しくAmazonで購入しましたが、
コネクタがタミヤコネクタでしか販売していないので
コネクタをタミヤコネクタからXT60へ変更したいと思います。
私はクローラーを始めたての頃は、タミヤコネクタでバッテリーも使用していましたが、
現在はXT60で全て統一しています。
何故か?
- タミヤコネクタはピンをプラグに挿入するという方式であるため、
脱着を繰り返すとプラグが 広がってしまい、接触不良を起こしやすい。 - 電流が15Aまでが許容範囲で負荷がかかると発熱して
コネクタが溶けることがあるとのこと。
私もタミヤコネクタを使っている時に接触不良を起こして交換しました。
コネクタの変更をする前に、
まずはラジコンのコネクタにも色々な種類があるので紹介します。
主なラジコンコネクタの紹介
タミヤコネクタ(ラージ)
通称タミヤラージコネクタは
JST(日本圧着端子製造株式会社)のLコネクタ プラグハウジング 02P / LP-02-1と
同規格品です。許容電流15A
【仕様】
●6.2mmピッチ 中継接続用コネクタ
●定格電流:AC・DC MAX15A
●定格電圧:AC・DC MAX300V
●使用温度範囲:-25℃~+90℃
●適合パネル厚さ:0.8mm~2.0mm
●極数:2極
XT60
サイズがによってXT30やXT90もあるそうです。
ラジコンではXT60が使用されていますね。
許容電流60A
【仕様】
●定格電流:AC・DC MAX60A
●定格電圧:AC・DC MAX500V
●使用温度範囲:-20℃~+120℃
●適合電線:12AWG
●極数:2極
T型 ディーズンコネクタ
アメリカのDeans社のT型ウルトラプラグ
取り付け時は、縦がプラス、横がマイナスが一般的となります。
許容電流50A
【仕様】
●定格電流:AC・DC MAX50A
●定格電圧:AC・DC MAX500V
●使用温度範囲:-20℃~+120℃
●適合電線:12AWG
●極数:2極
コネクタの交換、ハンダ付け
まずはコネクタを交換するのに必要な機材です。
必要な工具は
●ワイヤースリッパー
●ニッパー
●はんだ、はんだごて
●XT60(メス)、収縮チューブ
●ライター(写真には載ってないですが、、、)
ハンダごてはコーナンでも売っています。
ワイヤースリッパーは配線の被覆だけを剥くのに重宝しますがなくてもニッパーで
代用は可能です。ただこのワイヤースリッパーは私が本業で愛用しており
狭い所で配線の被覆を剥くのに楽で、電気仕事が多い方はお勧めです。
XT60のコネクタもラジコンショップなら置いていますがこれもAmazonで購入できてしまいますね。
ではコネクタの配線を切って配線の被覆を剥きます。
ここで注意点は配線を切るのは必ず1本だけで私は、マイナスから先にやっています。
ここでプラスとマイナスが接触するとショートしてバッテリーが終わりますので慎重にやりましょう。
収縮チューブとXT60コネクタカバーを先に通します。
これを忘れて苦労してハンダ付けして、あ、、、ってことが良くあります。
コネクタのマイナス端子側に黒配線を付けてハンダを流し込んだらOK
コツは先に配線側にハンダを少し付けといてからコネクタピンに配線をセットして、
ハンダを流し込むとスムーズに出来ます。
収縮チューブをしっかりをピンとハンダ部が隠れるまで押し込んで、
ライターで収縮チューブを炙ると完成です。
同じ要領でプラス配線側もやっていきます。
プラス配線側の方がハンダの流し込みが上手くいってますね。
最後にカバーを付けてたら完成です。
やってみると意外に簡単です。機材を揃えてしまえば後は簡単です。
ECUを交換したり、ライトユニットやウインチを付けたりなど、
カスタムにハマって行くと電気仕事はありますので是非チャレンジしてみてください。