以前の記事でTraxxas Linkを使用してアプリで何が出来るかご紹介しましたが、
今回はさらにTraxxas Linkを使いこなしていこうと思います。
アプリの使い方は下記を参照願います。
マシンを操作していて一番知りたい情報としてバッテリーが後どれくらいあるのか知りたいですよね。
ボートなどのラジコンは沖の方でバッテリー切れなんてしたら終わりなので尚更かと思います。
アプリ内のダッシュボードに電圧とモーターの温度を表示する項目がありますので
センサーを付けてここに表示させて見ましょう。
TRX4でバッテリー電圧や温度のデータを取得する方法は大きく2つあります。
一つは受信機に直接センサーを接続してTraxxas Linkからアプリ表示させる方法。
もう一つはTelemetry Expander 2.0(6553X)を取り付けてこのモジュールにセンサーを接続して
アプリに表示させる方法があります。
・受信機へ直接センサーをつなぐ方法
受信機に直接接続する方法の場合に取得出来るデータは電圧、温度です。
この2つのセンサーでバッテリー電圧やモーター温度を計測して受信機に接続してトラクサスリンクにて表示される仕組みです。
・Telemetry Expander 2.0を使う方法
Telemetry Expander 2.0(6553X)とは速度を計測するGPSユニットのASSYなんです。
こちらの場合は速度、電圧、温度のデータが取得可能です。
Telemetry Expander 2.0を使用して電圧と温度を取得する場合は下記のセンサーが必要となります。
TRX4にTelemetry Expander 2.0(6553X)を取り付ける場合はマウント、テレメトリエクスパンダー6561も必要となります。
・取り付け(受信機へ直接センサーをつなぐ方法)
では今回はelemetry Expander 2.0(6553X)は手配していませんのでTRX4の受信機に
温度、電圧センサー6521を付けて見たいと思います。
こちらのセンサーですが先端の輪の部分が温度センサーですのでこれをモーターに巻き付け、灰色のコネクタを受信機に繋ぎます。
電圧は赤のコネクターに電源タップ6549からのコネクタを接続します。
電圧のデータを取得する為に電源タップ(電圧センサープラグ付き) 6549を使用します。
取り付け要領書があるので参考にしてください。
アンプ側のトラクサスコネクタに差し込んで分岐して電源センサー用と電源コネクタに分けています。
当店のデモ車もこれを使おうと思っていたのですが、、、
アンプ側の配線がT型コネクタへ変えられていましたのでXT60コネクタへ変換するついでに
電圧センサー用の配線を取り付けしました。
こんな感じでコネクタにハンダする時に1本追加で電圧計測用の配線を追加してハンダします。
アンプから取り出した配線を6521のコネクタへ接続します。(写真はないですが別のコネクタで繋ぎました。)
モーターへの温度センサはこのように直接巻き付けます。
受信機へ6521の灰色のコネクタを刺す所は「V/T」のポートへ差し込みます。
接続が出来ましたらトラクサスリンクのアプリでダッシュボードの項目で確認して見ます。
左下に温度、右下にバッテリーの電圧が無事に表示されました!!
ワーニングのお知らせのセットを任意でもセット可能です。
ちなみにトラクサス純正 LIPOバッテリー 3s 5000mAh 25c iD機能付き 2872Xは11.1Vです。
クローラーではスピードを確認したいことはほぼないのでトラクサスリンクをお持ちの方は
温度、電圧センサー ロング 6521と電源タップ(電圧センサープラグ付き) 6549のセットでバッテリー電圧を
確認するにはお勧めですね。
トラクサスリンクを使うようになったらプロポに固定するマウント(6532)も便利です。
でわ、また〜
TRAXXASトラクサス 電圧センサー ロング 6521
Traxxas トラクサス コネクタ、電源タップ(電圧センサープラグ付き) 6549
Traxxas トラクサス TQi/Atonトランスミッター用スマートフォンマウント 6532