TRX-4

【TRX4】デフロックサーボ交換

2025年5月4日

今回はTRX4でリア側のデフロックサーボが動かなく、サーボ交換修理をしましたので
その様子をご紹介したいと思います。

オーナー

実はステアリングサーボ交換と同じ要領かと余裕かましていたらハマりました。
サーボを修理するのにサーボをもう1個壊すことに、、、

  

サーボ不良の断定

今回のトラブルはTRX4 ディフェンダーでリアのデフロックが出来ない不具合です。
早速点検するとリアのデフロックサーボが全く動いていません。

確認ポイント

サーボへ正常に電気が行っているか確認をします。
CH4がフロントのデフロック、CH5がリアのデフロックですので
受信機側でCH4とCH5のコネクタを振替てもリアのデフロックが動かなければ
リアのデフロックサーボが不良と断定出来ます。


もしコネクタの振替をしてリアのデフロックが動く場合は受信機か
プロポからの信号が来ていない可能性があります。

結局、振替てみるとリアのデフロックサーボが不良と断定出来ました。

   

デフロック制御について

サーボを交換する前にデフロックの制御について理解しておかないと
作業中に頭が混乱してきます。

TRX4のプロポのデフロックスイッチは下記のように3パターンあります。
後側:デフロックなし
中立:フロントデフロック
前側:前後共にデフロック

    
実際にメカ的にデフロック状態かの確認方法は
タイヤを浮かして手でタイヤを回します。

反対側のタイヤが手で回したタイヤの回転方向と同一方向に回転したらロックしています。

       

サーボ交換

サーボ取外し


先にバッテリーフォルダー(8226)を外した方がサーボを取り外しやすいです。

     

サーボホーンを外しサーボをマウントから外してコネクターを防水ケースから抜く必要がありますが、
コネクタからピンを抜いておいた方が作業が楽です。

     

コネクタの抜き方はピンをロックしている爪を精密ドライバーで少し浮かして
ピンを引くと抜けます。慣れると簡単に出来ます。
※爪を浮かす時に大きく浮かすと爪が割れてしまうので注意してください。
 コネクターの色と挿す場所を忘れないように。

     

サーボ取付け


デフロックワイヤーはワイヤーを引っ張った状態でロック状態になる構造です。

    
リンケージの取付はデフロックオープン状態にしてスプリングスロットがリンケージに対して
垂直になるようにスプリング式サーボホーンを取付します。
(ワイヤーが一番縮む位置にサーボホーンをセットします。)

   

サーボホーンを付ける時に事件は起こりました。

サーボホーンをサーボに取り付ける時に電動ドライバーでネジを絞めたら
ズルッと滑る感じがしてそのまま軸が空転するような。

嫌な予感が、、、

またサーボを外して中を開けると予想通り、おう!! ギアが欠けている。

ここのサーボホーンの取付は絞めすぎないように注意が必要です。

TRX4Mのステアリングサーボは元はこのサーボを使用しているので
サーボ交換よりメタルギアセット2064Rを使ってギアをメタル化して
お安く修理することにしました。

サーボ内のギアをメタルギアに変更する手順は下記の記事を参照にしてください。

   
メタル化してサーボ取付。正常に直りました。

 

実は私も、デフサーボを交換するのは初めてでしたが、しっかりハマることとなり
非常に勉強になりました。
皆さんは是非、事前にこのブログを読んで頂き無駄な出費にならないように
してくださいね。

ではまた〜〜

-TRX-4
-, , , , , , ,