TRX4のボディーを新調すると同時に以前から
Traxxas純正 プロスケール ウインチ 8855を取り付けをしたく楽しみにしていました。
こういうギミックはやはりテンション上がりますよね。
Traxxasトラクサス TRX-4 TRX-6用ウインチ プロスケール リモートコントロール 8855
中華製のウインチを過去に当店でも取り扱っていましたが、
初期不良が多く販売をやめました。
デモ車のCR01にも付けていましたが動かなくなり、今は飾りになってます、、、
水にも入りますし、ウインチはモーターに負荷をかけるのでやはりここは、
Traxxas純正オプションパーツってことで、取り付けてガツガツ使って耐久テストと
レビューをしたいと思います。
主な特徴と仕様(トラクサスHPより要約)
ウインチはリモコンと共に防水仕様で付属のリモコンを使えば、
ボタン一つで高強度ウインチラインの巻き取りや繰り出しが可能です。
フックは金属製で頑丈かつ耐久性に優れており、
高トルクモーターを搭載したウインチの最大牽引力は約4.5kgにも達します。
自身のマシンを窮地からの脱出、困難な地形を乗り越えたり、
他のマシンを救援するのに十分な力を備えています。
・使いやすい2チャンネルリモコン
リモコンは、キーホルダーやストラップに取り付けやすく、送信機に直接装着できるほどコンパクトなサイズです。
2つのチャンネルを備えているため、フロントとリアのウインチを別々に取り付けて個別に操作することが可能です。
リモコンのチャンネル選択ボタンを長押しするだけで瞬時にそして簡単に切り替えられます。
・フリースプール機能
ウインチには、ラインを素早く繰り出せるフリースプールリリース機能が搭載されています。
専用のボタンを押し続けることで、スプールがフリーの状態になり、
必要な長さのラインを手動で簡単かつ素早く引き出すことができます。
この機能により、ウインチの使用がより効率的かつ便利になりました。
・4.5kgの牽引力
最大約4.5kg(10ポンド)の牽引力を誇ります。この力強さは、スタック状態からの脱出、障害物の乗り越え、
さらには道中で遭遇した他のマシンの援助など、あらゆる場面で必要十分な牽引力を発揮します。
ウインチを激しく使用しても、受信機の電流消費量に影響を与えることはありません。
これは、ウインチの電源がTRX-4やTRX-6のバッテリーから、
XL-5™ HVのアクセサリープラグを介して直接供給されているためです。
この設計により、安定した電力供給と効率的な動作を実現しています。
・自動ブレーキ機能
Pro Scale ウインチには自動ブレーキ機能が搭載されています。
この機能により、ウインチの電源が切れている状態でも、ラインが勝手に巻き戻されることを防ぎます。
これは、マシンを斜面で引き上げる際にラインを巻き取る場合や、
下り坂でラインを繰り出して降下を制御する場合でも有効です。
この自動ブレーキ機能によって、様々な地形での安全性と操作性が大幅に向上し、
よりリアルで信頼性の高いウインチ操作が可能になりました。
ウインチ対応バンパー
8855ウインチを取り付けするには標準バンパーからそれぞれのモデルのウインチ対応バンパーに変更します。
ウインチ対応バンパー (8865、8866、8867、8869) には8088アクセサリLEDライトバーを取り付けも可能です。
※2021Ford Bronco(モデル92076-4)には標準でウインチ対応バンパーが付属しています。
8088のLEDライトばーを取り付けるとこのようになります。
そしてウインチのラインとフェアリードもカラーを変更することが可能です。
標準でウインチラインは赤色が組まれています。
フェアリードは5色設定があります。
取説(日本語)
Pro Scale® ウインチ (8855) 取り付け手順 - 日本語翻訳
TRX-4 ランドローバー ディフェンダー & タクティカル ユニット フロント バンパー (8865) 取り付け手順 - 英語
ウインチの取説を確認したらウインチ内部の部品設定もありましたので
壊れてもパーツ交換して修理が可能です。値段が高いだけありますね。
実機取り付け
では実際に当社のデモ車TRX4 ディフェンダーに取り付けて見たいと思います。
さすがですね〜、しっかり梱包されておられます。
バンパーを既にウインチ対応用バンパーの8865に変更していたので一旦バンパーを外して
ウインチを取り付け、ボルト1本でウインチとバンパーが取り付けなので強度的に心配ですが、、、
バンパーを取り付けて配線をシャーシに添わせてECMまで配線します。
ECMに元から2極の電源ハーネスが出ているのでこれに接続します。
もし、既に別のアクセサリーでECMの電源配線を使用している場合は
ウインチに付属している分岐ハーネスを使って電源配線を接続します。
リモコンを使って正常に動くことが確認できましたらOKです。
取り付け完了。Traxxasのロゴがいいですね。
ウインチ能力
仕様ではウインチ能力は4.5kgですので早速、荷重試験をしてみます。
まずはその場にあるものでちょうど良いカゴと炭酸水があったので
これでテスト。
炭酸水500ml:1本 520g かご:500g で計算します。
ウインチのワイヤーをカゴに付けてテスト開始。
結果は炭酸水6本とかごの重量を合計して3.62kgは巻けました。
これ以上はバンパーの方が曲がって限界そうでしたのでやめることに。
それにしても、さすがトラクサス、バンパーから荷重が抜けたら元の形状に戻るもは凄い!!
では、荷重計が届きましたのでウインチの巻取能力のみを計測をしてみました。
先に荷重計が正確なのか確認します。
測りで計測して497g、荷重計で505gなのでOKとします。
では3回計測します。
先に謝ります。私の汚い御足をお見せして申し訳ございません!!
それはさておき、足で本体を支えておきウインチの先に荷重計を繋げてウインチを巻いた所、
1回目:4.5kg 2回目:4.4kg 3回目:4.3kgで止まりました。
仕様は4.5kgなのでこれは仕様通りと言っていいと思います。
そしてそれ以上無理矢理、私が荷重計の方を引いて荷重をかけると下記のように
ウインチのステータスLEDが赤点滅になり自動でラインを緩めて過負荷保護モードになりました。
ここまで実験した方はなかなかいないと思いますが、
ちょっとトラクサスを見直しましたね。数字は正確でした!!
まとめ
ウインチの取付はボルトONで電源配線も元からあるので簡単に取付られ、
ウインチ能力も仕様通りで過負荷保護モードも正常に働き問題ありません。
また、フリースプールリリース機能が使い勝手が良いので大満足です。
後は防水と耐久性がどれだけあるのかはこれから見守ることにします。
いや〜、エンジニアの血が騒いでしまいましたね。お付き合いありがとうございました。
ウインチを使った動画も早く撮りたいですね。
ではお楽しみに~
Traxxasトラクサス TRX-4 TRX-6用ウインチ プロスケール リモートコントロール 8855