RCを始めたての頃はバッテリーはニッケル水素(NiMH)バッテリーを
使われている方が大半かもしれません。
しかし、そのうちにニッケル水素バッテリーではパワーが足りなかったり、
長時間遊べなくリポバッテリーを使いたいと悩まれる方も多いと思われます。
この記事で解決できる悩み
・トラクサスのリポバッテリーを使いたいがどうなの?
・専用充電器について詳しく知りたい。
私も初めはニッケル水素バッテリーを使っており雪上で、数分走行させてバッテリーがなくなりました、、、
リポバッテリーについて詳しく知りたい方は下記の記事を読んでみてください。
以前からTRX4もリポバッテリーに変更したいなと思いつつ、
先延ばしてにしていましたが、
Traxxasより発売されているEZ-Peak Live 純正充電器 2971を
当店でも取り扱うことになり、
ニッケルからリポバッテリーへ変更することにしました。
トラクサスのバッテリーについて

TRAXXAS LIPOバッテリー 3s 5000mAh 25c iD機能付き TRX4 純正リポバッテリー 2872X
トラクサスのバッテリーは結構特殊です。
まずはトラクサス専用のコネクタですが、リポバッテリーの充電時に
必要なバランス充電用のコネクタがありません。
iDコネクターというTRAXXASが独自で開発したコネクターで
充電とバランスを一つのコネクタで出来ます。

そしてこのコネクタがすごいのがX -MAXXのような
巨大ラジコンを走らせるために必要な大電流を、電圧抵抗がほぼ0で流せます。
リポバッテリーで大電流を流すと発熱してコネクタが溶けることも聞いたりしますが
このトラクサスのコネクタはその心配もありません。
充電器について
トラクサスの充電器は大きく2つあります。
・シングルポートのEZ-Peak Live 2971

デュアルポートのEZ-Peak Live DUAL 2973

2種類の充電器の違いはポートが1つか、2つあるかの違いです。
そのそも2つもポートが必要ある?と思っていましたが、
X -MAXXシリーズは全てバッテリーが2つ搭載なのでポートも2つ必要ですね。
また、デュアルポートの充電器2973はMAXXチャージ機能があります。
MAXXチャージ機能
MAXXチャージ機能は、MAXXチャージボタンを押すと、右側のバッテリーがバッテリーの最大充電レート(最大16アンペア)で充電されます。左側のバッテリーは、右側の充電が完了するまで残りの電力を受け取り、その後MAXXパワーモードに切り替わります。1つのバッテリーをほぼ半分の時間で充電が可能です。
iD搭載充電器はバッテリーの種類、電圧、容量を自動で識別します。
「スタート」ボタンを押すだけで、あとは充電器が自動で行います。
使ってみて思ったことは簡単。
めんどくさがり屋の私としては本当に助かります。
電源を繋いで、バッテリーのコネクタを接続、
バッテリーがLIPO(リポ)かNIMH(ニッケル水素)なのかの選択は自動認識。
充電方法
コネクタを刺して充電モードを選択、
スタートボタンを押したら完了です。
バランスモード(通常充電):
各セルの電位差のバランスをとって充電します。
ストレージモード(保管時用):
バッテリーを保管電圧まで充電又は放電します。
7日以上使用せずに保管する場合はこのモードを使用します。
急速充電モード:
バランスを取らずに高速充電します。バッテリーが完全に充電されるか、

EZ-Peak Live 2971のマニュアルはこちらか確認出来ます。
グーグル翻訳バージョンです。
充電器をコンセントに繋いだ時の起動と、充電スタートの様子です。
このイルミネーションがかっこいい!!ナイトライダーっぽい
(充電機能には全く関係ないですが、、、)
そしてこの充電器は専用のアプリをダウンロードしてBluetoothにてペアリングすると
充電完了まで時間などが確認出来ます。これはいいですね!!
また、充電率の変更も可能です。
アプリのダウンロードはこちらから
IDチャージポート2821-PORT
トラクサスの充電器を既にお持ちの方でTRX4Mを購入された方は
IDチャージポート2821-PORTがお勧めです。
TRX4Mのバッテリーは専用のコネクタで充電器もUSBタイプの専用充電器です。
このUSBタイプの充電器はバランス充電しか出来なく、
ストレージ充電が出来ません。ですのでIDチャージポートを充電器に挿して
バランス充電もストレージ充電も出来るようになります。
実機で使ってみて
TRX4本体に繋いで走らせてみてまず驚いたのがパワーがすごいです。
デモ車のTRX4は足回りにウエイトをかなり入れていて重いんですが
アクセルONでウイリーしたのでマジで焦りました。
ニッケルのバッテリーではありえない光景です。
そしてこの1本のバッテリーで全然1日遊べます。
まだ1度も途中でバッテリー交換したことがありません。
もうニッケルバッテリーには戻れませんね。
注意点
リポバッテリーは過放電に弱く、一定の電圧を下回ると再充電ができなくなる可能性があります。
さらに、過放電したバッテリーに無理に充電を試みると、発火の危険性もあるため注意が必要です。
TRX4、TRX4Mでやりがちなのが片付け時にバタバタしていて
アンプとバッテリーを繋げたままでアンプの電源をONのままにして
長時間放置した場合です。
実際に私はこれをやってしまい過放電で充電が出来なくなりました。
トラクサスのバッテリーは高額なのでマジでショックです、、、
また遊び終わったらストレージモードでバッテリー容量を調整して
から保管するようにしましょう。
KS HOBBY公式LINEにてお気軽にお問い合わせお待ちしております。













