今回はタミヤコネクタを自分で作成する方法をお教えしたいと思います。
個人的には普段はXT60のコネクタで使用していますが今回はお客様より、
サウンドシステムを購入され電源線をタミヤコネクタで作って欲しいと要望が
ありましたので作成しました。
サウンドシステムに付属している電源線はこれです。
T型コネクタがついていますので今回はT型コネクタからタミヤコネクタの
オス、メスコネクタに交換したいと思います。
イメージは下記のこれです。
その前にタミヤコネクタの説明をします。
タミヤコネクタとは
通称タミヤラージコネクタは
JST(日本圧着端子製造株式会社)のLコネクタ プラグハウジング 02P / LP-02-1と
同規格品です。許容電流15A
【仕様】
●6.2mmピッチ 中継接続用コネクタ
●定格電流:AC・DC MAX15A
●定格電圧:AC・DC MAX300V
●使用温度範囲:-25℃~+90℃
●適合パネル厚さ:0.8mm~2.0mm
●極数:2極
コネクタ作成
まずは今回使う工具類です。
タミヤコネクタはハンダを使わずにカシメ工具で作成します。
カシメをした後にハンダをして絶対に抜けないようにすることも可能です。
必要な工具は
●ワイヤースリッパー
●ニッパー
●圧着工具
●タミヤコネクタ (オスメス、ピン)
●配線(黒、赤) 写真には載ってません。
配線の太さはシリコンコード10AWG
ワイヤースリッパーは下記の記事内で紹介していますので
参考にどうぞ〜
今回の圧着工具にもワイヤースリッパー機能がついてますので圧着工具だけでも大丈夫ですね。
作りたいバイパス配線はバッテリーとアンプの間に差し込む電源ラインです。
タミヤコネクタのオス端子とメス端子のプラスとマイナスは下記の写真を参考にしてください。
これを参考にしてコネクタを並べます。
では配線をワイヤースリッパーで被覆を剥いてプラスの配線には、
サウンドシステムの配線を入れてかしめます。
かしめ方はエーモンのサイトにわかりやすく載っていましたので参考にしてください。
かしめる時にピンとコネクタのオスメスを間違えないように、
ここは適時確認しながら進めましょう。
てな感じで完成です。