TRX-4

【TRX4】ディフェンダー クリップレス化

2025年3月30日

RCカーのユーザーなら誰しも一度は経験があるのが、ボディピン(クリップ)の
「取り外しが面倒」「失くしやすい」といった煩わしさ。
そんな悩みを解消してくれるのが、Traxxasのクリップレスボディマウントシステムです。

今回、TRX4 ディフェンダーのクリップレスタイプが新しく発売されました。
既存ユーザー方は自分のディフェンダーもクリップレス化にしたいと思いませんか?

オーナー

自分のTRX4ディフェンダーをクリップレス化したく首を長くして待っていました。

今回、純正パーツをボルトON、加工なしでクリップレス仕様に
変更出来ましたのでご紹介しようと思います。

  

従来のボディーピンはどうしてもピンが外から見えてしまい折角のスケール感がなくなります。
ボディーの裏に磁石をつけてマグネットタイプにしましたが、
ボディーがすぐに外れてしまうのが難点。

 

クリップレスならボディーに穴やピンがなくスッキリしてスケール感が際立ちますね。

クリップレス使用のTRX4 ディフェンダー(82056-4)

 

クリップレスとは?

クリップレスボディマウントは、外側からボディピンを使用せずに、
内蔵されたラッチ構造によってボディを固定・着脱するシステムです。
Traxxasが特許を持ってるとの噂も。
視覚的なスッキリ感だけでなく、作業効率も大きく向上します。
新型TRX-4に搭載されており、従来のボディ固定方式を一新する革新的な構造が特徴です。

特徴とメリット

特徴メリット
スッキリした外観ピンが外に出ない為に、スケール感が向上し、よりリアルな見た目になる。
ワンタッチで脱着数秒でボディの脱着が可能。メンテナンスやバッテリー交換がスムーズに
しっかり固定ラッチがしっかりとボディを保持し、オフロード走行でもブレない

クリップレスの構造

実際の構造
前方のラッチ:ボディ前部を差し込むと自動でロックされます
後方のロック:リアホイールハウス裏側のタブを押すことで簡単に解除

ボディ脱着は工具不要で、ボディの取り外し・取り付けがわずか数秒で完了します。

ホイールハウスから見るとタブの爪が見えます。

   

ホイールハウスの爪穴にボディー側についている爪を合わせて押すとロックされます。

     

ディフェンダー用クリップレスキットの紹介

クリップレスキットなどというのは実は存在しません。
今回 KS HOBBYが下記のパーツをキットにして販売しました。

Traxxaトラクサス TRX4 ディフェンダー クリップレスキット 

キットのパーツ一覧

8051 :ラッチ、ボディマウント(フロント&リア)
8080R :フェンダー、インナー(フロント&リア)
8092:フェンダーリテーナー(フロント&リア、左右)
3234:ネジ、2.5x14mm (六角) (6個)

パーツリストは下記からダウンロード出来ます。

変更手順

1️⃣フェンダーの取り外し

従来のパーツリスト図面(82056-4)より
ボディー側についている8018と8019、8017を外します。
8017とネジ類は流用しますので無くさないようにしてください。

ボディーのフェンダー周りを前後共に外してください。

     

外側のフェンダーから順にボルトを緩めて行けば問題なく外せます。

前側のフェンダー部取り外し

前後とも外せましたので、前方側から組んで行きたいと思います。

2️⃣前方、新フェンダーの取り付け

クリップレスタイプのパーツリスト図面(82056-4)より
8051のラッチボディーマウントに8092のフェンダーリテーナーと
8017のフェンダーを取り付けします。

8051のラッチボディーマウントと8092のフェンダーリテーナーを
先にボルトで繋いでからボディーに取り付けした方がやり易いです。

前側ラッチボディーマウントとフェンダーリテーナー

3️⃣後方、新フェンダー取り付け

前方と同じ要領で後ろ用の8051のラッチボディーマウントに8092のフェンダーリテーナーを先に繋ぎ
8017のフェンダーでボディーに固定します。

後側ラッチボディーマウントとフェンダーリテーナー

これでボディー側は完了です。フェンダーインナーがなくなり
ボディーがスッキリしましたね。

ボディー側のラッチボディー取付完成

     

4️⃣前側シャーシのボディーポスト、ショックタワー取り外し

従来のパーツリスト図面(82056-4)より8215ボディーマウントポストと
8216のボディーポストを外します。

  


前側の8215ボディーマウントポストとポストの台座を外します。

マウントポストの取外し
ポスト台座の取外し

       
ショックマウント8126から先にショックを外してショックマウントも外します。

ショックマウントよりショックを取外し
ショックマウント取外し

     

5️⃣前側シャーシのインナーフェンダー取り付け

クリップレスタイプのパーツリスト図面(82056-4)より
8080R のフェンダーを取り付けをします。


8080Rのインナーフェンダーをシャーシに取り付けしてから
ショックをフェンダーに取り付けします。   

インナーフェンダー取付
インナーフェンダーにショック取付

   
8215のポスト台座を取り付けたら前側の取り付けはこれで完了です。

  

6️⃣後側シャーシのボディーポスト、ショックタワー取り外し

前側と同様に後側のボディーポストを外してショックタワーを外します。
そして8080Rのインナーフェンダーを取り付けます。

ショックマウント取外し
インナーフェンダー取付け

後側は最後に8080Rフェンダーに同梱されていた8215のポスト台座を取付して完成。

    

前後取り付け完成です。

  

ボディーを乗せて上から押すだけて「カチ」とロックされればOKです。

   

オーナー

ボディーの脱着が劇的に楽になりました。満足!!

ボディーボンネットの穴はそのうちにGRCより
ボンネットカバーの穴なしバージョンが出るのを待つことにします。

  

ディフェンダー用クリップレスボディーについて

TraxxasからTRX4 ディフェンダー用クリップレスボディーが発売されています。

既存のシャーシを8080Rのインナーフェンダーに交換して
ボディーはクリップレスタイプを新しく購入するのもありですね。

Body, Land Rover Defender green 8050-GRN
Body, Land Rover Defender red 8050-RED
Body, Land Rover Defender sand 8050-SAND
Body, Land Rover Defender silver 8050-SLVR
Body, Land Rover Defender complete 8050
インナーフェンダー 8080R

クリアボディーのクリップレスも出ましたのでご自分で塗装される方は
スケールクローラーを更にこだわれます。

また、クリップレスのシャーシキットも発売が開始されました。

TRX-4 Crawler Kit 82216-4

まとめ

クリップレス化は加工無し、ボルトオンで30分程で出来ますのでお勧めです。

多分考えていることは海外でもみんな同じで8080Rのインナーフェンダーが
トラクサスから入手困難なんです。
ぼちぼち在庫していきますのでうちのショップに在庫ある時は即買いですよ!!

では、また〜〜

KS HOBBY ECサイトのリンクは下記より

Traxxa TRX4 ディフェンダー クリップレスキット
Traxxa TRX4 ディフェンダー フェンダー、インナー、フロント&リア(各2個)8080R


KS HOBBY公式LINEにてお気軽にお問い合わせお待ちしております。

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